yunastrの雑記帳

雑文、この後すぐ!

スタァライト九九組「2ndスタァライブ”Starry Desert”」をディレビュで見てきた+レヴュースタァライトは3次元の展開も面白いよというお話

約束タワー

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1月9日のディレイビューイングで観てきました。

レヴュースタァライトは2018年で一番衝撃受けて熱心に追っかけてたコンテンツだったんですが、1stライブが普通の声優ライブっぽい感じだったのと舞台 #2 に行けたのでまあライブはええか…遠征しんどいし…と思ってスルーしてたらレヴュー曲全曲アニメ再現でやったという情報見てぶっ倒れてました。ありがたいことに即日ディレイが発表されたので行ってきました。助かるね…。 

スタァライトはアニメの完成度が高かったので単体だけで綺麗に完結しちゃってて、声優ライブとか行く層に舞台とかライブの魅力伝わりきってないようなとこがある気がするんですが、3次元の展開も面白いよ、というのが伝わったらいいな。逆にアイドルもののキラキラした感じよりケレン味があってカッコイイ系のこっちの方が気に入る人もいるかもしれない。

 

雑感

まず感じたのは並々ならぬ熱意と士気の高さです。制作チームも演者もレヴュースタァライトをいい物にしようとしているのを強く感じました。特にキャストの若手の方々からは「これに賭けてる」という思いが本当に伝わってきた。このあたりはスタリラが発表された時に木谷さんと三森すずこさんが対談した記事にすごくいいことが書いてあるので引用させてもらいます。

▼三森:キャストやチームの仲の良さやチームの団結力は、今まで感じたことが無いくらい強いんです。 小さい時からずっとレッスンを続けてきて、これまでは舞台少女だったけど、スタァライトで声優デビューをして世間に名前を知ってもらえるようになった子が多いんです。 その姿が昔の自分とすごく重なって、当たり前になっていることも、あの頃新鮮だった気持ちをみんなが今感じているのを間近で見て、私も初心に帰ることができます。 まさに“アタシ再生産”という気分です

(…)

▼三森:最初は不安や戸惑いもありました。若者特有のパワーについていけるのか、正直ドキドキしましたが、年齢が近い世代もいるし、若い子も精神的にもすごく大人なので、すぐに気にならなくなりました。 みんな小さいころから芸能活動している子が多いので、落ち着いています。

▼木谷:そっか、舞台は小さい時から活動している子が多いんだね。

▼三森:みんな長く活動しているけど、なかなか舞台だけでは生きていけないという諦めの気持ちであったり、将来の不安やうまくいかない現実に直面します。普段からすごい競争の世界で生き抜かなきゃならないという局面に立たされているんで、スタァライトにかけるパワーがすごい。

▼木谷:その辺がみんなスタァライトと自分を重ねているんだろうね。 みんなでいい舞台を作れば、みんなでスタァになれるという思いがあるんじゃないかな。 やっぱり芸事で成功するというのは本当に大変なことです。

▼三森:若くしてみんな世界の厳しさを感じてきているの。

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九九組はTwitterを見ていても(いわゆる声優ユニットの中でも特に)全員すごく距離が近いのを感じますが、こういう芸能の世界で揉まれてきた人たちの集まりなのがそれを生んでいる気がします。

前述の通り芸歴の長い人が集まっているのでステージパフォーマンスのレベルは当初から高かったですが、2ndライブは相当に高い次元まで来ていました。 

 

ライブの諸々

前半も当然良かったですが整理しきれないのでレヴュー曲をトピック代わりにします。

書いておきたい点としては、レヴュー曲パートになってから全員モードが役者に切り替わりました。顔つきも発声もすべてが前半とは別人でした。

1. 世界を灰にするまで(純那VSひかりVS華恋)~2. The Star Knows(純那VS華恋)

会場にキリンのレビュー開演の台詞が流れ、舞台上スクリーンにはアニメの映像、ステージ上では背中合わせになった三森すずこ・佐藤日向。そして歌い出される「闇を裂き燈った激昂が少女たちの渇望を照らす…」の完全再現。このあたりの演出はさすが2次元と3次元のシンクロの強さを知り尽くしたブシロードスタァライト九九組の最大の特徴でもある殺陣もふんだんに取り入れられていました。

華恋の「ポジションゼロ!」とひかりちゃんの「バッ華恋!」からMCはおろか暗転の間もそこそこにレヴュー2日目がスタート。ここに来てノンストップで10曲のレヴューを再現する、というか演劇をすることが示されます。

唐突に思い出話を始めますが、私は昔紋切型のサブカル厨だったので(今もだが)、当時佐藤日向さんが所属していたさくら学院バトン部Twinklestarsに提供された、Cymbalsの沖井礼二が作曲した楽曲『Dear Mr.Socrates』を聴いていたことがあります。それもあってスタァライトの舞台に立っている佐藤日向さんを見ると不思議な縁みたいなものを感じるんですよね。当時は歌声だけを聴いてて名前も知らなかったのに。九九組では最年少19歳の活力と10代前半からステージに立っている落ち着きの両面を見られる人、という印象です。

そんなことを思いながら2回続けて戦ってるのを観ていました(2回負ける)。

3. 誇りと驕り(華恋VS真矢)

おそらくベストアクトに選ぶ人が最も多いと思います。

このライブを持っていったのは間違いなく天堂真矢役・富田麻帆さんです。映画館の環境だと現地より歌の粗が見えやすいのですが、富田麻帆さんは1人異次元でした。元々 #1 の頃から殺陣も歌も「明らかに只者ではない」というオーラを漂わせながら、ここまでは華恋とひかりの物語をやや脇で支える方に回ってきたという印象がありましたが、今回は完全にこのライブの主役を獲りに来ていました。まさしく天堂真矢でした。

誇りの驕りラスト、完全に天堂真矢の役に入り込んだままなんでそんな人間のものとは思えない声が出るんだ…という部分はほとんどカルチャーショックに近いので人生で1度は観てほしい。

4. 恋の魔球(華恋VSまひる

岩田陽葵さん、非常にかわいいんですよね。ブロマイド買いました。九九組の中ではバレエをモチーフにしたしなやかなダンスと特技のバトントワリングを取り入れたステージを見せてくれます。

野球回でしたが本当に野球し始めました。小山さんと2人でバット持って客席にボール打ち込み始めた。最後バットからメイス(武器名:ラブジャッジメント)に持ち替えて打ち始めるし、しかも全然当たってないし。めちゃくちゃ面白かった。

5. 花咲か唄(香子VS双葉)

花柳香子と石動双葉、生田輝と伊藤彩沙。このペアは作品中でも特に「2人で1つ」感が強いペアだったと思います。アニメでは唯一ひかりも華恋も対戦相手ではなかったレヴューでした。このお二人は特にわかりやすくご容姿に華があられる。この2人の感情の競り合いすごいですよ、まじで。

花咲か唄の中盤ではスタンドマイクで歌う演出。お互いに向き合っていない時でも同じ方向を見ている、みたいなことを考えました。

6. RE:CREATE(ひかりVSなな)

レヴュースタァライトの柱、ツインセンターの片方、神楽ひかり役・三森すずこ。はっきり言って別格です。この人は歌の上手さとか身のこなしとか要素あれこれ抜き出して色々言うより舞台上での存在感が比べられません。まさしく「作品を背負っている」というポジションにいる人だと思います。

「2人の夢が開くわ…」からの覚醒のシーンの再現はもはやアニメをなぞるだけとは絶対に言えない、役者による表現の本領という感じです。これも絶対見てほしい。

7. 星々の絆(華恋VSなな)

女子人気トップ(私見)数々の夢女子を生み出した(私見)大場なな・小泉萌香のレヴュー。

小泉さんは経歴を見ると歌唱力を評価されてアミューズのオーディションに受かったとのことでしたが、2ndでの歌唱力は本当に凄いものになっていました。まほ姉が相手を圧倒させる歌なのに対しもえぴは場の空気を震わせるような歌とでも言えば良いでしょうか。表情が締まって格好良くてばななのとのシンクロ度合い上がったな~と思う部分も多かった。

8. -Star Divine- フィナーレ(華恋・ひかりVS真矢・クロディーヌ)

スタァライトの舞台らしい4人が斬り合う殺陣。このあたりになるとアニメとのシンクロでさすがに感情ガタガタに揺さぶられます。クロディーヌ役の相羽あいなさんはプロフェッショナルだと思います。とにかく役をやりきる人。スタァライトだとやはり富田麻帆さんと年長コンビがすごく画になる。

9. 舞台少女心得 幕間

客席の通路をキャストが歩いていって歌う、という演出は1stライブや舞台 #2 でも見られましたがこれは良かった、トロッコより好き。キャパ狭めの会場の特権ですが。この一息はアニメ11話の「幕間」を雰囲気まで再現しているようで本当に良かった。

10. 戯曲 スタァライト(華恋VSひかり)

このコンテンツの核の1つに神楽ひかり・三森すずこと愛城華恋・小山百代の対比的な2人の主人公というのがありますが、この日は完全に小山百代が超えていったと言っていいでしょう。本当に素晴らしかった。

スタァライトのステージはダンスに加えて殺陣が入る超ハードなものですが、ここまで1人で最初から最後までぶっ続けで歌い続け、繋いできた9つのレヴューの緊張感を切らさずにラストの8分超の長尺もこの日一番の集中力、声の張り方も圧倒的で感動的としか言いようがなかった、すべてが圧倒的だった。この人は愛城華恋とレヴュースタァライトになんて熱意を持って臨んでくれているんだろう、みたいに思う。

アンコール

…で、最後の挨拶で小山さんが「頑張ったよ~」ってこぼして次の瞬間8人からぎゅーって抱きしめられるんですよ…マジで好き…良すぎる…九九組最高…