ゴールデンレトリバー撫でたい

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[アニメ]Re:ステージ!ドリームデイズ♪ #1~#2 、雑感

リステDDが5話まで終了しました。仲間集めが終わって来週はオルタンシア登場なので序盤に区切りがついたみたいなのでここまでまとめて感想書いちゃおうと思います。

雑感

ここまでの全体的な雑感ですが、事前に相当練り込まれているのが伺えます。特にリステは元々アニメ化を見越してか、アニメの脚本家チームがそのまま原作のシナリオも書いていたんですが、それが直に良い効果を及ぼしているように見えます。

実はというか自分で小説読み返して気付いたんですが、ここまで意外にも結構アニオリの改変が入っています。しかし、それで破綻やキャラ改変が起きているかというと一切なく、むしろ原作よりアニメの方が良く思える部分の方が多い。プロの脚本家がストーリーの生みの親でそのままアニメで脚本書いてくれるのがここまで強いと思わなかった。なんならリステのストーリーってこんなに良かったんだってアニメで初めて気付かされたまであります。

ちなみにシリーズ構成クレジットのteam yoree.は公式サイト(参照)でメンバーは冨田頼子・加茂靖子・浦畑達彦と普通に明かされています。yoreeは冨田頼子さんの「より」ですかね。わからないけど。

一方で、ここまでメディアミックスとしてやってきたコンテンツにとって、アニメっていう媒体で1つしっかり芯の通ったストーリー作れるのって大きいんだなーという印象があります。ここまでバラバラの媒体で展開されてきた諸々がアニメっていう容れ物で1つの統制された作品になっているのはさすがに観てて感慨深い。特に声優さんはみんな何年もやっているキャラクターなので、役作りの面で観ている側からは計り知れないくらいの理解や思いがあるんだろうなというのを感じます。特に紗由は今までと結構解釈を変えている気がする。

数日前には音楽面は作曲家チームがそのまま参加しているという情報も明かされてやっぱり信頼できるにゃんねぇという思いがあります。

#1

初っ端からあんまり美麗すぎる高尾山の背景美術でちょっと笑えてくる。

まず目につくのはつばす絵から大きく変えたキャラデザですかね。これ最初に発表された時は棒立ちのデザイン画のみで、だいぶ華がないように見えて大丈夫かと思ってたんですが、やっぱり動くと違いますね。表情コロコロ変わるのが本当にかわいい。個人的にもつばす絵より好み。ジャブのようにトンチキな絵面入れてくるのも良い。

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そしておどろかされたのが新曲ミライKeyノート。元々音楽に力を入れているコンテンツですが、まさかいきなり劇中曲で新曲1つ作ってくるとは思わなかった。

ちなみに舞菜と紗由が最初にデュオで合わせる曲が香澄のボイスノイド曲、というのはアニオリ要素です。後になって振り返ると香澄回(3話)で展開上どうしてもソロ曲が1つ必要になるので、伏線も兼ねてここで使用したってことなんじゃないかと思います。エンディングクレジットではCVを伏せながら原作ファンには声とこの後の展開ですぐわかる粋な演出。

ストーリーは1話らしく手堅くまとめたなって印象でしたが、視聴後に紗由って最初から舞菜のことこんな好きだったかなって1点が気になって原作読み返した結果、思ったより展開変わってました。

変わったのは舞菜と紗由が一緒に踊ってからの展開です。アニメではご覧の通り、舞菜が飛び出していってから紗由がバスに乗った舞菜を追いかけていき、翌日その行動に心を動かされた舞菜が入部を決意します。

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このあたり映像的に非常にドラマティックで良いのですが、気になってたのがこのバスの移動って左→右なんですよね。これ主題歌CDのジャケットと逆方向になんですよ。逃避のバスと前進のバス。上手下手の関係もあるのかなと思ったんですがそのあたり詳しくないので口挟むのはやめときます。

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一方原作では、舞菜が飛び出して行ってから紗由が追いかけません。翌日別の場所で再び紗由と部長と一緒に謡舞踊部の活動をして(活動中も基本紗由が舞菜をリードしている)、舞菜が紗由のアイドルへの理想やプロ意識の高さに触発されて入部を決めます。主体となっているのは舞菜の方です。

このあたりは個人の解釈による部分も大きいと思いますが、アニメはかなり紗由から舞菜への執着心が強いように描かれているような気がします。

#2

かえ回。大きくストーリーの改変が入りました。どこかというとファーストライブです。

原作では副会長の妨害でライブの観客がゼロというところまでは同じでしたが、そこからの展開はかえがたった一人の観客になるというものです。

もう説明不要であろうが、完璧にラブライブ1期です。この作品プロジェクト初期は現在の比じゃないレベルでラブライブに大きくインスパイアされていたのがちょくちょく垣間見えるので、さすがにこれどうするかと思ってたらやはりというか変えられましたね。結果的にかえのスーパーハカー描写とかいうオモシロシーンも生まれていました。さすが。

それとここ観客モブをしっかり作画で動かしてるの何気に細かくて好きです。

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それと少し個人的な解釈なんですが、こここういう台詞が入ってるんですよね。

瑞葉「観客はうち一人しかおらんけどな~」

かえ「一人じゃ、ない」

(かえが校内放送をジャックして生徒が集まってくる)

ここ、わざわざ「一人じゃない」って否定してるのはラブライブと被ってるってだけじゃなくて、当時はまだ始まったばかりだった過去のリステ自体を乗り越えるっていうメッセージなんじゃないか。二次元アイドルコンテンツというリアルで歩んだ時間が作品の文脈に厚みをもたらすタイプの作品だから余計に。そもそもこのアニメ自体が原作で一度やった物語を「もう一度」たどり直す話でもあります。

さて、当初は書くのここまでにしとくつもりだったんですが再視聴してるうちにこの回も紗由の描写で気になるところがありました。

まず中盤に舞菜が校内のステージに上がれない一件があった後、部長から舞菜が転校してきた理由に何か曰く付きの出来事があったらしいことが紗由に知らされますが、原作では紗由がこのことを知るのはもう少し後です。

次にかえの家に行った後、部室で舞菜と紗由が二人で練習してから校内のステージに上るシーン。原作でも練習しながら会話を交わすシーンはありますが、紗由が舞菜の手を引いてステージに上るのはアニオリです。(※第1話でカットされた部分からの入れ替え+改変でした)

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この紗由が舞菜の手を引いてステージに上るシーンかなり好きです。ここで明確に紗由が舞菜をリードして寄り添うような意志を持っているのが感じられる。

アニメの紗由見てるとこの子こんなに当たりが柔らかくて優しかったかなと感じることが多かったので、意図的にそういう性格として描いているように思えるのがちょっと気になっています。実際私も今までリステのストーリーものすごく読み込んでいるわけではないので何か見落としや間違いがあるかもしれませんが。

 

本当は5話まで書こうとしてたんですけど思ったより長くなったので分割します。